多彩なストレス要因などが背景になって起こる、自律神経失調症。

基本的に、交感神経と副交感神経からなる自律神経系が異常をきたしている、脳内のシステムトラブルと言っていいでしょう。

その症状にも様々なものがあり、足元がふわふわとおぼつかないような状態やめまいなど、平衡感覚に異常をきたしたり、軽く吐き気を催す場合もあります。

人によっては、暑くもないのに急に体が火照ってしまい、汗を大量に流したり、特に理由もないのに突然ドキドキと動悸が激しくなり、極度の緊張状態にさらされたような感覚になってしまうこともあります。

これら、一見すると意味不明・原因不明の症状が続き、内科などにかけこんでも異常をみとめられず、「自分は何か隠れた恐ろしい病気を持っているのでは?」「こんな動機やめまいが、次の外出時に起こってしまったら周囲に迷惑をかけるし恥ずかしい…」そんな風に抱え込んでしまう。

既に持っている過度なストレスと相まって、うつ病やパニック障害などの社会不安障害などを併発してしまうことも少なくありません。

内科で異常が認められないのならば、迷わずに自律神経失調症の治療の窓口となる、心療内科や精神科を受診してみましょう。

ただ、少しマイナーながら自律神経失調症に起こりうる症状に「耳鳴り」があります。

雑踏などに身をおくケースが多い人は少し気づきにくいのですが、ごく静かな場で絶えず「キーン…」という音が聞こえる場合があります。

電化製品などの音ではなく、自分の頭の中から聞こえてくるということに気づくと、もう静かな環境でもリラックスすることができずさらにストレス増大、という厄介な症状です。

このキーンとする耳鳴りも、自律神経失調症の治療を進めることで改善され消えていきます。

ただ、キーンという耳鳴りがいつまでも頭を離れない、という場合は自律神経失調症の症状から離れた、別の病気の予兆を疑った方がよいかもしれません。

同じく脳内のトラブルに端を発する脳梗塞、という症状があります。

脳内の組織が壊死してしまう恐ろしい病気なのですが、この脳梗塞はしばしばキーン…という耳鳴りと、頭の血管がどくどく波打つような状態を予兆とするケースがあります。

耳鳴りが続くから必ずしも脳梗塞を恐れなければいけない、というのではありませんが、たかが耳鳴りと軽視せず、慢性的・長期的に続く場合は、医師に相談してみましょう。

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